オーナー様なら知っておきたいロゴに関する基礎知識

オーナー様なら知っておきたいロゴに関する基礎知識

2月 02, 2022

こんにちは白糸企画代表の大野です。
本日はオーナー様なら知っておいた方が、

お店や会社のために役立つ、ロゴの知識をご紹介させていただきます。

①「イラストレーター」って何?
ロゴを使って印刷物(パッケージなど)や看板を作るときは
「イラストレーター」というソフトで作ったロゴのデータが必要となります。
ファイル名にjpegと書かれたものはイラストレーターではなく
写真などと同じjpegの画像のデータとなりますので印刷物で使うことができません。

 

新しい業者さんにパッケージのデザインをお願いするとき、ロゴのデータをお渡しするには、
この「イラストレータ」のロゴデータをお送りする必要があります。
イラストレーターのデータはイラストレーターのソフトをインストールしたパソコン
でないと見ることができませんが、ロゴのデータの入ったファイルを保管しておくか、
ロゴをデザインしてくれた方からイラストレーターでのロゴデータを添付したメールを
送ってもらい、そのメールは大切に保管し、ロゴが必要となる際は、保管したロゴデータ付きの
メールを新しい業者に転送して送る、などとしておくとスムーズにやりとりすることができます。
また保管したロゴデータは紛失する場合もございますので
ロゴをデザインしてくれた方・業者とは良好な関係を維持しておくことをお勧めします。

 

②「イラストレーター」のロゴデータがない場合
イラストレーターのデータがない場合でもパッケージや看板などロゴを使って
お作りすることは業者によってはできます。
その場合はjpegの画像か、ロゴが印刷されてるものをお送りいただければ、
パソコンでロゴを切り抜いて(ロゴトレースといいます)使える状態に加工してお作りします。
厳密にはこのロゴトレースの際に本来のロゴのデザインとは少し変わってしまいます)
その際はロゴトレースの作業時間が、かかってしまいますので、
ロゴのデザインが複雑な場合や、お作りするものの金額が少額な場合などは
別途ロゴトレース代がかかってしまうことが多いです。
やはりイラストレーターのロゴデータを大切に保管しておくことをお勧めします。

 

③ロゴデザインを無料(サービス)で作るという業者には要注意!
ロゴデザインを作成する業者の中にはロゴのデザインを無料または格安で作ります!
という業者もいます。
ただし無料で作る変わりに、「ロゴは他の業者では使ってはいけない」という条件が含まれていることが多いです。
お見積り書やロゴデザインの提案書に、小さく「ロゴデータは弊社以外では使用できません」
などと書いてる場合があります。
新しい他の業者にパッケージを作ってもらおうとしても、ロゴが他社では使用できないため
そのロゴが使えなかったり、すでにお店の看板やホームページなどもそのロゴを使ってしまっているため、
ロゴを変えることも簡単にはできなくなるので、ロゴをサービスで作るという業者は、
「他の業者にとられないようにするため」そのような囲い込みをしている場合が多いです。
ロゴをデザインしてもらう際には、そのロゴの所有権はお店側にあるのか業者側にあるのか。
自由につかってよいか要ご確認することを強くお勧めします。
余談ですが弊社では作成したパッケージのデザインの所有権は、まったく同じデザインで
他の業者に作られては困るので、弊社側とさせていただいてますが、
弊社でお作りしたロゴのデザインの所有権はお客様にあるようにして作成させていただいてます
(自由に使っていただいてかまいません)

 

④ロゴデザインは変えてもよいのか?
お店のロゴデザインを頻繁に変えることはあまりお勧めできません
店のリニューアルをするときなどは良いかもしれませんが、
せっかく認知されたお店のロゴを変えることは売上減少の要因の一つともなりえます。
例えば大きな会社での例えとなりますが、
マクドナルドのMのマークが違っていたら、あやしく感じてしまいませんか?
またはベンツの車を買ったとしてベンツのエンブレムがその購入した車だけ違うエンブレムに
なっていたら、せっかく奮発して良い車を買うのに、そもそもその車を買おうと思いますか?
またお店で陳列したときも商品ごとにロゴのデザインが違っていたら、安っぽい印象
になってしまいます。
そのロゴを見ればお店や商品の味が連想されるよう、一度作ったロゴは時間をかけて
育てていかなくてはロゴを作る効果がありません。
こういったブランディングの観点から、一度お作りしたロゴはリニューアルなどよほど
大きな分岐点がない限りは、変えないことをおすすめします。

 

⑤ロゴデザインは何パターンもあってもいいのか?
ロゴはあまり変えない方がよいとお伝えしましたが、1種類のロゴのみですと
お作りする媒体によっては形や仕様が使いづらいことがあります。
そのため新しくロゴのデザインをご依頼する際は
①黒1色印刷だけのバージョン
②2色またはフルカラーのバージョン
③正方形または丸形のバージョン
④長方形など長細いバージョン
上記4種類のバージョンでの作成をお願いし、ご用途によって使い分けていくことを
お勧めさせていただきます。
以上、長文となりましたが、改めてロゴに関する知識を確認するご機会や、
これから新しくお店を作っていきたいという方はご参考いただければ幸いです。
ご愛読ありがとうございました。

 

白糸企画 大野

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